口羽地区について

口羽広域マップ口羽地区は邑南町の最南端、島根県の中央部に位置し、広島県三次市まで約30分、広島市まで1時間30分くらいの件県境に位置するる典型的な山村です。
旧口羽村として生まれ、1957年(昭和32年)には隣の阿須那地区(旧阿須那村)と合併し羽須美村となり,2004年(平成16年)には、瑞穂町、石見町、と合併し邑南町となりました。

地形は山林が90%前後を占め、農地は70haと少なく、小規模高齢化集落は主に山あいの谷に点在しており、生活環境、安否確認等、暮らしを維持して行くことに対する不安が増しています。
口羽白地図マップ昔から、小学生や中学生の競泳とソフトテニスが盛んで、子どもの少なくなった現在でも、県内ではもちろん、全国大会に出場するような選手が育っています。

「わんぱく列車」、「鮎のつかみ取り」、「自然回帰の里づくり構想」、広島県府中町との姉妹提携や、ネパール国との友好活動の展開など、平成の大合併前から、都市交流や村起こし活動の盛んだった地域です。
口羽地区の人口は800人、世帯数400戸、4自治会、集落数は20集落で、その内14の集落が高齢率50%を超え、口羽地区全体の高齢化率も50%を超えています(2012年のデータ)。

現在では益々、集落の小規模高齢化が進行しており、集落での共同作業や役務、お祭りの開催や、昔からある集落内での助け合いも、年々難しくなってきています。
今後も予想される人口減少、公的サービスの停滞など、地域の危機的な将来を予測しながら「ここで暮らし続けていく」ために、2010年から集落支援活動を開始し、「口羽をてごぉする会」を中心に、各自治会や行政機関、とも連携を図りながら、多様な事業展開を続けています。

`島根県邑智郡邑南町下口羽484-1